iPadの読書体験

iPad ではiBook Storeで購入した本が読めます。

縦表示でページをめくるところ

ごらんのとおり、画面の大きさを活かして、できるだけ本に近づけようという意識が見られます。
画像はとてもキレイで、本をめくる動作もできる。縦でも横でも特に違和感なく読むことが出来ます。
横にするとちょうど文庫本サイズの画面になります。

文字は文庫本の文字よりも少し大きめで、明るさと大きさを調整できるので、
自分の目に優しい状態を選んで使用することが出来ます。

さらに辞書機能や検索機能が内蔵されていて、かゆいところに手が届く設計になっていると言えます。
ストレスを感じさせない、高い完成度のアプリケーションです。

単語を選択して、その場で辞書を表示できます。

一方KindleもソフトウェアをiPadアプリとして提供しており、現時点で複数デバイスで読めるという利点がありますが、
正直読むというアクションを実行できるのは、Kindle 本体か、iPad くらいではないでしょうか。

もともと英語の文章は横書きなので、画面は縦長の方がしっくりきます。
iPhoneは画面が小さすぎますし、Kindle for PCやKindle for Mac を使用してみても分かる通り、
正直PCの横長画面を使って読むにはレイアウトが厳しいです。

集中して読むのは非常に難しく、これらは「本を参照する」くらいしか出来ないと思います。
iPadで読む分には、ページも見やすく、色・明るさの調節もできます。

amazon でしか販売していない電子書籍も多数ありますので、
iBook Storeを使わない人でもiPadの利用価値は十分あると思います。

Kindle もカラーで見やすいです。もう少し余白を少なくしたい。

今月中は英語の書籍しか読めないと思いますが、
日本語の本の発売が楽しみです。

iPad最初の感想

日本への一時帰国を機にずっと更新が滞ってしまっていましたが、再度NYでの生活が安定してきたので再開したいと思います。

2月〜3月のNYは東京に比べて非常に寒く感じましたが、ここ数日はかなり天気が良く、25度〜30度を超える位の気温です。
明日からまた一時的に天気が悪い状態が続くようですが、それでも3月後半からはとても過ごしやすい気候になりました。

アメリカでは日本より一足先に iPad 発売となりました。
発売日の少し前からはOnlineでの予約分が発売日に配送が間に合わないことになり、初日販売分は完全に品切れかと思われました。
また、Best Buyでの当日販売も各店各モデル5台ずつと、かなり数量が限定されているはずでした。
発売日当日は報道されているとおりApple Storeに朝から行列ができ、入手困難かと思われました。
が、実際には予約していなくてもApple Store店舗にて並ばず購入出来る状態だったようです。
(発売日当日の話なので、その後品切れになったかもしれません。)

実際の使用感としては、ちょうど、iPadの製品発表時のKey Noteのように、
mac bookとiPhoneの中間という、良くも悪くもその通りだと感じています。

mac bookよりも携帯性に優れていて、iPhoneよりも操作性が優れている。
逆に言うと、iPhoneほど携帯性がなく、mac bookほど操作性が高くない。
現時点で「無くても困らないもの」の頂点に君臨しています。

ただし、日常生活でPCを使う上で最も時間を費やす、webブラウジング、メール、ムービー再生などは、
非常に直感的に、しかもとてもキレイな画面で見ることが出来ます。
これまでのPCの利用用途を一部奪ってしまう魅力があると思います。

巷では、デカいiPod touchだという意見の人が多いです。
まさにそうなのですが、とても「使いやすいデカさ」というところは強調しておきたいです。

また追ってレポートしたいと思います。

mac bookよりもひとまわり小さいです。新書見開きのサイズです。

QuiBids : 恐るべきオークションシステム

quibids_logo

2009年7月に始まったQuiBidsというオークションがあります。
今はまだアメリカ国内でしか利用できませんが、仕組みがとんでもないので紹介しておきます。

出品されている商品は、PS3、MacBook Pro、iPod touch、Kindle、デジカメ などなど。
全て新品です。出品価格は全て$0.00から始まります。ものすごく安いです。
ほどもkindleが $29 で落札されていきました。

QuiBidsでは、入札するのに、bid voucher というチケットが必要です。これが1回の入札分につき $0.60 。
参加者は最初に bid voucher を40〜800回分のセットで購入します。

あとは単純に入札を繰り返すわけですが、入札単位が商品ごとに固定されています。
低額商品では 5¢〜10¢、高額商品は 1¢〜2¢きざみで入札されます。

入札を1回するごとに$0.6 かかる訳ですから、落札した人も『商品代金+入札代金』がかかり、
落札できなかった人はまるまる損をします。つまり、粘った者勝ちのギャンブルという感じです。

落札直前に入札しても、残り時間が10秒〜20秒までしか伸びないので、
もはや冷静な判断はできないはずなんですよね。ここもギャンブルと一緒。

クリックで拡大

クリックで拡大

一番のポイントは、入札幅が小額に固定されている所です。
つまり、$0 で始まったMacBook Proのオークションが、2¢きざみで上がって行き、
$100で終わったとしたら、全入札回数は5000回です。

QuiBids側は 5000×$0.6 = $3000 儲かります。
MacBook Proの定価が$1549ですから、一回の出品で およそ$1500 儲けることができます。
出品されているのは、ほとんどがどこでも購入できる電化製品ですから
最悪QuiBids側は在庫を一切持たなくても商売が出来ると思います。

架空出品をしていて、内部の人間が落札しているのではないかという、
詐欺疑惑を考えている人もアメリカにはいるみたいです。

現在主流のオークションシステムを考えると、数%の出品・落札手数料のみなので、
少ない出品数でこれだけの儲けを上げることは不可能だと思います。
ただし、もともとオークションにゲーム性はあります。
そこを逆手にとって、参加者にリスクをとらせるビジネスモデルですね。

現在は、QuiBidsと落札者の2者の関係になっていますが、このモデルを一歩押し進めて商品提供者を加え、
商品提供者に入札回数に応じたインセンティブの支払いを行うようになれば、
少しは合法的な感じで盛り上がるのではないでしょうか。

QuidBids : (アメリカ国内のみのサービス)